病院薬剤師は楽しくてとてもやりがいのある仕事です。
病院薬剤師をしていて楽しいなと感じる瞬間を知りたい方はこの記事を読んでみてください。
しかし、病院就職を決意したもののどのような病院が良いのかわからない学生も多いはず。
就職先選びで失敗したくありませんよね。
働いてからこんなはずじゃなかった・・・
なんてこともよくある話です。
そこで今回は実際に病院薬剤師として働く私が、実際に働いていてこういうところは嫌だな
もしこういう病院だったら辞めたくなるなという条件をランキング形式で紹介します。
さらに今回はそのような情報はどうすれば入手できるのかも交えて紹介するので
ぜひ最後まで読んでください!
目次
病院就職を失敗しないために注意する条件ランキング
5位:収入について
病院薬剤師の給料が安いというのは薬学生の中では有名だと思います。
実際の給料に関しては施設によって差もあり一概には言えません。
ここで大事なのは、給料が増えないことです。
入職したての頃の給料が10年20年とほとんど変わらずに続くとさすがにやり切れません。
それだけ勤続していれば薬剤師としても成長しているはずですもんね。
- 給与体系は募集要項に記載があります。
- 昇給については実際に病院見学等で質問しましょう。
4位:キャリアアップに協力的でない
あなたが病院で働くようになった後に専門薬剤師・認定薬剤師を目指したいと思う時が来るかもしれません。
もちろん働く前から考えている人は素晴らしいです。
しかし、病院で働きだして全く違う部署の配属になってしまうと専門や認定を目指すことが難しくなります。
そのような状況を配慮してくれる病院もありますが、そのような考えを配慮してくれないところもあります。
また、専門や認定を目指すにあたって学会参加や学会発表・症例報告等が必要になってくる場合もあります。
その時に資金面・有給付与等業務面のサポートはどうなっているのかもチェックしておくことをおすすめします。
目標を応援してバックアップしてくれる職場は素敵ですよね。
実際のキャリアップの支援は病院によって大きく差があります。病院見学等で質問しましょう。
3位:そこで自分の将来の展望が見えない
自分が将来どのようなことをしたいという思いを持っている人は要チェックです。
例えば、将来は救急医療に深くかかわりたいと思っている人がいるとします。
しかしその就職後実はその病院では救急病棟に薬剤師がいないということもあります。
その場合、そこの病院で働いていながら救急に関わることは難しくなります。
他にやりたいことを見つけられた場合はいいですが、そうで無い場合は途方に暮れます。
やりたいことが決まっている人は実際にその病院でその業務に関わることが可能か事前に確認しておきましょう。
まだ、しっかりと定まっていない人はいろんな科がある病院で働いてみるのもいいでしょう。
- 自分が取り組みたい業務に薬剤師が関わっているかは事前に病院見学等で質問しておきましょう。
- 実際にしたい業務がある人は、事前の見学の際に伝えてアピールしたり、面接の時にアピールしたりしてきちんと伝えましょう。
2位:努力が認められない
なかなか学生が気付きづらいポイントですが、働き出してからはとても重要なことです。
働き出して最初の頃は業務に慣れることに精一杯だと思います。
しかし、業務に慣れて仕事をどんどんこなせるようになってくると評価方法が気になってきます。
努力して職場の役に立っていることはしっかりと評価して欲しいですよね。
病院の給与体系は年功序列の場合が多いです。
そこで仕事のできない勤続年数だけを重ねた上司がたくさんの給料をもらっているという状況もあります。
それも気に食わないですよね。そんな上司はいないと信じたいですが・・・
病院として職員の評価基準についても確認しておきたいです。
給与だけが努力を認めると言った形では無いですから、そこは自分の納得いくものかを知っておきましょう。
- 病院での職員の評価方法は病院見学で聞くことができます。
- 実際に働いている職員の人に病院見学で聞いたこととズレがないかも聞けるとより良いです。
1位:人間関係の問題
多少業務が厳しくても、いい仲間達がいるかどうかで頑張れるかどうかは別れてきます。
病院はどうしても働いている人が多いので少しは人間関係のいざこざはあると思います。
そんな中でも、病院の中の薬剤部として高め合っていける仲間なのか足を引っ張り合っている人たちなのかによって働きやすさは大きく変わります。
お互い高め合って組織として成長してく職場は素敵ですね。
人間関係に関しては実際に働いている人に聞くのが一番です。
大学の先輩や友人などからその職場の環境について聞いてみましょう。
まとめ
病院で就職したい!と決めても病院選びで困る方も多いはずです。
今回のランキングを病院選びの際に参考にしてみてください。
また、今回紹介したような情報は病院見学で得られることが多いですが、実際に働いている人から聞いてみないとわからない面もあります。
薬剤師の横のつながりも広げておきましょう。
そんな人脈は無いよという方は、SNSを有効活用して繋がるのもいいと思います。
私(@Akipharmacist)も現役の薬剤師の一人なのでぜひみなさんの力にならしてください!